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【SNS】<真理>学校でSNSをやる理由を一言で説明できますか?

山田洋平

投稿日:2023.8.28

更新日:2023.9.6

株式会社with funの山田と申します。

【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第15弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。

前回は【Instagram分析はココだけ見ます】について解説しました。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。

▼前回記事リンク先
【SNS】<初心者向け>Instagram分析はここだけ見ます。

1、SNSに取り組む理由を一言で説明してください。

今回は少し変わった内容でブログを書いてみます。



SNSに取り組む理由を一言で説明してください。

いかがでしょうか?
一言で説明するのに戸惑いませんでしたか…?



少し言い方を変えます。


そのSNSで達成したいことは何ですか?



さらに言い方を変えます。



貴校のどんな課題のためにSNSを利用するのですか?



いかがでしょうか。
こちらを全てスラスラとお答えできた方は、きっと運用もうまくいっていることと思います。

当たり前のことかもしれませんが、
ズバリ、SNSを何の目的で運用しているかわからない方が多いというお話です。

2、貴校の課題は何ですか?

先に結論ですが、

専門学校であれば認知、
大学であれば差別化

が課題であることが多いです。


認知とは、主にHP来校数、資料請求数を指します。
差別化とは、主に来校者数、入学成約率を指します。


つまり、
そもそもHPに来てくれる人数が少ないのであれば、認知に課題があり、
来校者数はあるけれど、入学に結びつかないのであれば差別化に課題がある、
ということになります。

どこの数字に課題があるかを明確にせず、漠然とSNSを行っている学校は本当に多いです。
SNSも完璧な広報ツールではないので、これでは結果は期待できません。

認知を獲得したいのであれば、認知を取りに行く(フォロワーを増やす)投稿をする必要があります。
差別化をしたいのであれば、もっと深く学校の良さを伝える投稿をする必要があります。

もう一度問います。
みなさまのSNSをやる目的、解決したい課題はなんでしょうか?
(ぜひ、手を止めてお考えください!)

3、多くの学校が陥るSNSの罠

おかげさまで、私も色々な学校や企業にお声をいただく機会が増えてまいりましたが、その中で多いご質問が、
「フォロワーが増えないんです…」というものです。(つまり認知が課題ですね)

しかし、例に漏れず「自分たちの投稿したい内容、伝えたい内容」を投稿している学校がほとんどです。

認知に課題があるにも関わらず、すでに知ってもらっている前提の投稿内容のため、
知らない方にはほぼスルーされてしまい、フォロワーも増えることはありません。

学校の魅力を語る前に、まず知ってもらうためには何をすべきなのか、
SNSで数字が取れているのはどんな投稿なのかを知る必要があります。

――――――――
※参考までに
「ダンスしかないよなぁ…」と考える方も多いと思いますが、ダンス以外でも学校SNSで1万再生を超えるような動画も数多く出ており、十分に認知に貢献することが可能です。
――――――――

逆に、差別化に課題があるならば、他と同じダンス動画だけを投稿していてもしょうがないということです。
貴校だけの魅力を伝えるために、再生数よりも、再生維持率を意識した質の高い内容にすることが必要です。

4、広告もやりましょう

みなさま、Appleという会社を知っていますか…?
当たり前だろ!!と怒られるかもしれませんが、
誰もが知るAppleでも広告費はすごいものがありますよね。

一方で、これだけ有名なiPhoneですら、最新のiPhoneって今シリーズいくつですか?と聞かれて、何人が答えられるでしょうか…?

つまり、世代が変わる以上、認知には終わりがありません。

地元で相当な知名度を誇る学校(横浜高校など)や東京六大学くらいの知名度とならない限り、認知への活動は続けていくべきだと思います。

私は前職で「SNSで成功を収めた!」と豪語しておりますが、やはり認知のためにWEB広告は行っておりました。
SNSは広報ツールとして優秀ですが、それでも投稿が届かない層がいるため、広告を回すことを(ほんとに)推奨しています。

よろしければ過去記事もご覧ください。

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【SNS】<数字が出ません>WEB・SNS広告、それでもやる意味はあるの? 〜前編〜

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まとめ

【SNSをやる理由、説明できますか?】
いかがでしょうか。

さらに言うと、
・X(旧Twitter)は認知のためにトレンドに乗っかる!
・Instagramは差別化のために授業内容に特化!
・YouTubeはブランディングのために、かっこいい動画しかUPしない!
などと、それぞれのSNSごとに利用目的が必要です。

成功している企業、学校では必ずと言っていいほど、こちらの目的が明確になっています。

SNSは無料で利用できるからこそ、取り組みやすいのがメリットですが、
結果に結びつけるにはマーケティング設計が必要です。
必死に時間をかければ良いわけではなく、無駄な時間を過ごしてしまう大きな罠があることにも気をつけてください。



SNSを募集活動に利用するのであれば、日々のアンテナを張っておきましょう。

お困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
コンサルティングのご相談もお受けしております。

<お問合せフォーム>
http://web.kesion.co.jp/pd/contact/

それではまた次回。
募集活動、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

専門学校横浜ミュージックスクール広報課長として10年勤務。
広報担当1名で主要SNSすべてを活用する募集施策で、
広報費を削減しつつ、入学者数3年で2倍、5年で3倍を達成。
コロナ禍でも3年連続、募集開始1ヵ月での定員達成!
学校SNSに特化したコンサルティングを行う「株式会社with fun」を設立。