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【学校がやるべき】動画はショート?長尺?

山田洋平

投稿日:2024.2.21

更新日:2024.2.21

株式会社with funの山田と申します。

【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第27弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。

前回記事は【ご質問にお答えします。 】についてでした。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。

▼前回記事リンク先
http://web.kesion.co.jp/pd/blog/20240123/

※学校SNSに特化したX(旧Twitter)はこちらです。
https://twitter.com/withfun_y_y
ぜひフォローをお願いいたします。

長尺コンテンツ、作っていますか?

みなさま、YouTubeの横型(2分以上の長尺動画)は投稿されていますでしょうか?

ショート(縦型動画)全盛の時代と言われ、
正直そこまでYouTubeは投稿できていない、という学校が多いのではないでしょうか?

今まで沢山の学校を拝見してきましたが、
多くの学校でYouTubeのコンテンツが充実していない、と感じています。

今回は(頭が痛いかもしれませんが)YouTube長尺動画のお話です。
運用担当者必見の、超お得な情報が最後にあります。

ショートだけでは足りない理由

改めて考えていただきたいのは、
みなさまの販売サービスは100万円以上の高額商品だということです。

100万円もの買い物をするのに、ショート動画だけをみて入学を決意するでしょうか?
高額商品だからこそ、気になることは沢山あり、検討に時間がかかるものです。

・在学生の声
・設備
・サービスの特徴
・講師はどんな人か

こういった内容を5分や10分の動画でしっかりと見てもらい、
ゆっくりとファン化していくことが大切なのです。

ディズニーランドほどの認知があれば、15秒のテレビCMでも意欲がかき立てられるかもしれません。
ただし、学校の場合は
毎年毎年、初めましての方に商品を深く知っていただかなければならないのです。

15秒や30秒の縦型動画で、どこまで商品の特徴が伝えられるでしょうか…?

ショート動画・長尺動画の違い

改めて、ショートと長尺の違いは何でしょう?
私がSNS講演会で利用している表を掲載いたします。

いかがでしょうか?

多少の例外はあると思いますが、このように考えています。

ショート動画は拡散しやすいと言われますが、
そもそも誰にでも刺さる商品だから拡散されるのです。

学校の場合、
・18歳限定
・日本全国で100万人もいないニッチな層がターゲット
・100万円を超える商品価格
とすると、長尺動画が合うことがよくわかると思います。

【マル秘】長尺動画のおすすめ活用例

ここまで長尺動画の必要性を書いてきましたが、
「そんな時間も予算もないよ…」とお嘆きの方も多いと思います。

そこで、おそらくほとんどの方が解説していない、
元担当者目線による長尺動画運用の秘訣をお知らせします。

それは、
毎年、同じ企画で良いということです。

長尺動画は時間も長く、
企画撮影編集と、ショート動画に比べて多くの時間をとってしまいます。
ショートも長尺も、それぞれ企画を行うというのは無理があります。

だからこそ、定番の企画を用意し、それを毎年撮影しましょう。ということです。
毎年更新をしても、
・出演者が変わる
・学校の設備やルールが変わる
・動画の編集スタイル(流行)が変わる
ことで勝手に内容は異なってくるものです。

学校によって制作ペースは異なると思いますので、年に3〜4本を最低限の目安に
長尺動画のペースを決めていただければと思います。

高校生からすると、興味のある学校のYouTubeが
「更新していないのかな…」となるのはあまり良いことではありません。
ぜひ定期的に更新していただければと思います。

おすすめ長尺動画企画例

・学校紹介
・施設紹介
・授業紹介
・オープンキャンパス紹介
・学生の1日に密着
・インタビュー動画(学生または講師)
・学園祭などイベントダイジェスト
・学校行事ダイジェスト

これだけでも1年間でかなりの数が企画できます。
一度見本を作ってしまえば、これからもずっと更新していくことができます。


手前味噌で恐縮ですが、毎年私が関わらせていただいている
専門学校横浜ミュージックスクール
の長尺動画二本を掲載しておきます。


▼【 2022年版】音楽専門学校 横浜ミュージックスクール 公式PV ~3つの特長~ 【横浜・少人数・学費が安い】
https://www.youtube.com/watch?v=hdDNqX-32rY
※youtubeに直接飛びます。

▼【 2023年版公式pv】音楽専門学校 横浜ミュージックスクール ~3つの特長~ 【横浜・少人数・学費が安い】
https://www.youtube.com/watch?v=TWohsX3cmXY
※youtubeに直接飛びます。

ぜひ参考にしてみてください。
※もちろん、動画のご要望も承っております。

最初は外注であっても、毎年制作をすることで、
「撮影だけは」「台本だけは」「サムネイルだけは」「編集だけは」など、
内製ができるようになります。

私の場合、少しずつ内製しているうちに、
「これ、全部自分でできるじゃん。」となってしまったのです…
(おかげさまで広報費削減に大きく貢献いたしました)

まとめ

今回は長尺動画の活用について書きました。
内容だけでなく、日々の運用方法について考えることはとても大切です。

ぜひみなさまも参考にしていただければと思います。

SNSについて
「この運用で合っているのかな…」
「学生とイベント作りをしたい」
「SNSそのものを見直したい!」

とお困りの学校さまは、ぜひ一度ご相談ください。
動画制作・コンサルティングのご相談もお受けしております。

<お問合せフォーム>
http://web.kesion.co.jp/pd/contact/

SNSを募集活動に効果的に利用するために、日々のアンテナを張っておきましょう。

それではまた次回。
募集活動、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

専門学校横浜ミュージックスクール広報課長として10年勤務。
広報担当1名で主要SNSすべてを活用する募集施策で、
広報費を削減しつつ、入学者数3年で2倍、5年で3倍を達成。
コロナ禍でも3年連続、募集開始1ヵ月での定員達成!
学校SNSに特化したコンサルティングを行う「株式会社with fun」を設立。