【オープンキャンパス】OC来校者が求めているもの
高野卓矢
投稿日:2023.12.4
更新日:2023.12.4
みなさん、こんにちは。
株式会社ケシオンの高野です。
学校の広報のお手伝いを中心に仕事をしております。
具体的には、大学・専門学校等のwebサイトや学校案内等のご提案が、私の主な仕事です。
このような業務に携わる中で、これまでに約100校のオープンキャンパス(以下OC)を拝見する機会がありました。
そして、「人が集まっている学校」と「そうでない学校」では、明確な違いがあることに気がつきました。
その違いをここに、書き記していきたいと思います。
まず、OCで何を知りたいのでしょうか?
取得できる資格は?
卒業後の就職先は?
学校の雰囲気は?
どんな先生がいるの?
どんな在学生がいるの?
どんなスキルが身につくの?
どんなキャンパスなの?
カリキュラムは?
すべてでもあり、どれか一つかもしれません。
ですので、参加者を満足させるのは簡単ではありませんよね。
ただ、決してやってはいけないことは、
「学校が伝えたいこと」ばかりを言い続けて、そっぽを向かれる事です。
最悪の場合、嫌われてしまうかもしれません。
でも、それでもやはり、
伝えたいことは、伝えないといけません。
例えば、学科紹介で学科の特長を声だけで10分読み上げても、参加者は「早く終わってほしい」と思うだけでしょう。
短い時間で、簡潔に、五感を使って伝えることが大切になります。
それも、高校生に親和性がある方法がベストです。
また、その「伝える内容」についても、
参加者に「なるほど」と思ってもらうための裏付けが必要です。
伝えたいことがきちんと理解されて、信じてもらえて、はじめて気持ちは動くものですよね。
そこで私が考える「信じてもらえる方法」とは、「事実の体験談」で伝えることです。
「私は体が丈夫で、時間を守ることが長所です」
と誰でも言える言葉より、
「私は、この12年間、一度も遅刻も欠席もしたことがありません」の方が、
信用できますよね。
また、「参加者が何を求めてくるかが、ある程度は推測ができるが、どれが当たるか分からない場合」は、どうされますか?
推測ができていることで、当てずっぽうで球を投げるわけではなくなります。
ということは、すべての球を投げないといけません。
資格?就職?雰囲気?先生?在校生??カリキュラム?キャンパス?
さまざまな球をたくさん投げましょう。
そしてその伝え方は、先ほど、お伝えした通り、
・五感に訴えかける形で。
・短時間で短く。
・裏付けも含めて。
・体験談で。
です。
いかがでしょうか?
OCの学校説明、入試説明、学科説明、体験、キャンパスツアーで、
どうすればよいか?分かってきましたよね。
例えば、「うちの学校の売りは、学生が自主的にイキイキと学んでいる事です。」と言っても、OCで実際に学生さんがイキイキしているところを
見てもらわないといけませんよね。
「学校側に伝えたいこと」と「参加者の求めていること」が
重なる内容を考え、伝え、感じてもらいましょう。
それが、参加者に心から「この学校で学びたい」と
思ってもらうために大切なことの一つだと思います。
OCからの出願率をUPさせるためのアドバイスを無料で行っています。
是非、一度、外部の第三者の私どもに、OCを見学させてください。
忌憚なくレポートを書かせていただきます。
是非、こちらからお問い合わせくださいませ。
http://web.kesion.co.jp/pd/contact/
ご連絡させていただきます。
※現在、本当に多数のお声がけをいただいておりますので、希望の日程にお邪魔できないこともございます。
まずは、お声がけいただければ幸いです。