【オープンキャンパス】笑顔、大きな声、挨拶。
高野卓矢
投稿日:2023.3.6
更新日:2024.3.12
みなさん、こんにちは。
株式会社ケシオンの高野です。
学校の広報のお手伝いを中心に仕事をしております。
具体的には、大学・専門学校等のwebサイトや学校案内等のご提案が、私の主な仕事です。
このような業務に携わる中で、これまでに約100校のオープンキャンパス(以下OC)を拝見する機会がありました。そして、「人が集まっている学校」と「そうでない学校」では、明確な違いがあることに気がつきました。その違いをここに、書き記していきたいと思います。
前回は「1回で決めるクロージング。」という、タイトルでお届けしました。
まだ読んでない方は、下記よりご確認いただけます。
▼前回記事リンク先
1回で決めるクロージング。
突然ですが、「笑顔、大きな声、挨拶」って、新入社員に言うようなことですよね。
私は新入社員の頃、先輩に、いつも、こう言われていました。
「笑顔、大きな声、挨拶、困ったときこそ上を向け、素直」と。
そしてその中でも「大きな声、挨拶」は、特に実直に守っていた記憶があります。
思い返せば私の新人時代の仕事は、高等学校の進路指導室への訪問でした。
10年間で、500校以上の高等学校に訪問したと思います。
その際にはいつも、大きな声で挨拶しながら進路指導室に入っていました。
ある時、その挨拶の声だけを聞いていた先生が、「一体どんな人か見てみたい」と見に来たこともありました。
笑顔と、大きな声と、挨拶だけで、仕事が上手くいった経験もあります。
また、進学ガイダンスの際にも気づいたことがありました。
高校生がたくさん集まるブースは、笑顔で挨拶する広報担当者のブースだということです。
難しい顔をしながら、読書をしている広報担当者のブースにはあまり集まっていませんでした。
そして、若い方が座られているブースの方が、人が多かったように思います。
※決して、年齢が高いからダメと否定している訳ではありません。
では本題に戻ります。
想像してみてください。
貴校のOCで、教職員・学生さんが、小さな声で、笑顔なく、挨拶もなく運営をされている姿を。
私語や内輪の話だけをしている姿を。
当然、イヤですよね。
参加者はもちろん、そんなOCに良いイメージを持ちません。
誰だって、元気で明るく、感じの良い学生さんや教職員のいる学校に行きたいはずです。
物事は「最初の印象」で、半分以上のイメージが決まると言われています。
だからこそ、最初により良いイメージを持っていただきたいですよね。
どれだけOCの内容が良くても、ここができていないと出願率は上がりません。
もう、お分かりですね?
OCでイメージを良くするためにできる最も簡単なこと、
それは「笑顔、大きな声、挨拶」です。
これをしっかりと行っているだけで、信用・信頼を得られる可能性が大きく高まるんです。
そして、最後にもうひとつ。
OCを拝見していますと、学生さんよりも「教職員のみなさん」が、「笑顔、大きな声、挨拶」をできていない学校様は少なくありません。
気を抜くと普段の顔になってしまっていた、なんてことも多いのではないでしょうか。
教職員の方々が笑顔だと学生さんも笑顔になりますし、参加者も自然と笑顔になります。
ぜひ一度、OCを第三者に見てもらってください。
弊社でも、見学を承っておりますのでお気軽にお声がけください。
次回は「掃除が大事~古くても良いから綺麗なキャンパス。」というタイトルでお届けします。